身の程をわきまえろ!男タカシのアラフォー婚活ブログ

ネット婚活でも意外と何とかなる!?婚活日記

カシスさん⑨自称「無敗」の男

「結婚を意識して、私と付き合ってください」 そう彼女に告白する。 出会ってから今日が6回目のデート。 その間に少しずつ埋まっていく二人の距離感からは、もはや確信に近いものがあった。 正直、断られるなんて考えてもいなかったものである。 しかし。 表情をこわばらせたまま一瞬固まってしまうカシスさんからは、色よい返事をもらえるような雰囲気は微塵も感じられなかったのだ。 マジですか… 思わぬ展開に、私自…

カシスさん⑧空気の読めない私

女性とデート中に手を繋ぐ。 中学生じゃあるまいし、これ自体はそれほどハードルの高いものではないだろう。 裏を返せば、意中の女性と手を繋げたくらいで「いけるかも」とはさすがに思わない。 それでも。 「腕を組んで歩く」となったら話は別だ。 手を繋ぐくらいならば、半ば無理やりにでも出来なくはないが。 満面の笑みを浮かべながら、女性の意思で腕を絡ませてくれる。こうなると、好意の度合いが異なるとしか思えな…

カシスさん⑦告白を決意する

遠距離婚活の洗礼を受けた私。 「急用が入ってしまった」というカシスさんからのメッセージを見たのは、すでに福岡空港に到着した後だった。 全然大丈夫ですよ。ホントお気になさらないでくださいね。そう返すと、すぐに彼女からの返信も。 「本当にごめんなさい」 「この埋め合わせは近いうちに必ず」 そう返ってきたところまでは問題ないが。 さて、この後どうしよう。 少し思案した上で、せっかく来たんだからと近くの…

カシスさん⑥遠距離婚活の洗礼

福岡在住のカシスさん(34歳)。 小椋久美子さん似の彼女と、初めての食事に出掛けた後。 一旦はやんわりとお断りされたものの。再びお会い出来ることになって、素直に舞い上がる私であった。 そしてすぐに冷静になる。 初対面の時は鉄板焼き屋さんで食事だけ。 うーん、今回はどうしたものかなあ。 ご飯だけっていうのも味気ない気がするが、とはいえ博多の辺りはほとんど知らない。 仕事で出掛けることはあっても、せ…

カシスさん⑤ワガママでごめんなさい

遠距離恋愛には嫌な思い出しかない。だから… そう電話口で話す彼女を、何とか引き留めようと言葉をかける私。 「もう少しだけ、私を見て頂く時間を作ってもらえませんか」 そんな台詞も、残念ながらカシスさんにはあまり響かなかったようだ。 「ごめんなさい」 「少し考えさせて頂いてもいいですか」 そんな返答が返ってくる。 ふー。まあしょうがないよなぁ。 実に分かりやすいお断りの返事を頂いてしまうと、もうこれ…

カシスさん④遠距離恋愛のハードル

福岡在住のカシスさん(34歳)。 身長172cm以上で、小椋久美子さん似の美人さんである。 綺麗だけど控えめな彼女に、すっかり心を奪われた私。 早速2回目のデートにお誘いしてみると。 翌々日に、こんな返信を頂いたのであった。 「お返事遅くなってしまって本当にゴメンなさい」 「良かったら、電話で少しお話できませんか」 うん、完全にフェードアウトパターンですなと諦めかけていた私は、かなりびっくり。 …

カシスさん③すっかり心を奪われる

鉄板焼き屋さんでは珍しい女性のシェフ。 とても感じの良い方で、初対面の二人にとって良いアクセントになってくれたものだ。 「今日が初めてのデートなんですよ」 「お姉さんの料理にかかってますからね」 そう冗談めかしてシェフをいじると、彼女もノリ良く対応してくれる。 私がデートの時にちょくちょく鉄板焼きを選ぶのは、こういう理由も大きいんだろうな。 本日のおススメなどを伺いながら、早速乾杯することに。 …

カシスさん②身長のコンプレックス

博多駅にてカシスさんとの初対面を果たすと。 彼女は(バトミントンのオグシオペアの片割れ)小椋久美子さん似の美人さんであった。 うわー、めっちゃ可愛い人だなぁ。 私は素直にそう思ったのである。 うん、やっぱり綺麗な女性はテンション上がるよね。 簡単にあいさつを済ませ、早速お店へと向かうことに。 少し緊張気味の彼女だったが、歩きながら話しているとだいぶ落ち着いてきたようだ。 笑顔がものすごく可愛くて…

カシスさん①博多に住む34歳の女性

リンゴさんとの出会いから、何だかやる気を取り戻した私。 三度(みたび)ブライダルネットに登録を済ませ、猛然とアプローチを開始する。 東京に住む私は、これまで関東中心にお相手を探していたが。 いや、遠距離恋愛でも問題ないよね。 そう思い直して、対象を全国に拡げることにしたのだ。 「彼女を作るなら、別に東京じゃなくてもいいんじゃない」 そんな、リンゴさんの一言が影響したのだろうか。 交通費は多少必要…

リンゴさん④いつかまた逢える

難波の宗右衛門町にあるパブで働くリンゴさん(31歳)。 桜井幸子さん似の可愛らしい彼女は、間もなく2歳の子供を育てるシングルマザーだ。 仕事関係の宴席で訪れ、何度か話しただけの希薄な関係性。 住まいも環境も大きく違うのだから「どうにかなりたい」なんて気持ちは微塵もなかった。 そんな彼女と、たまたま帰りが同じタイミングになった私。途中までご一緒していると。 「東京に戻る前に、良かったらちょっとお茶…

リンゴさん③シングルマザーの31歳

「うそ!?、リンゴさん子供いるの!」 そう驚くのは、彼女目当てでこのお店に通っていた男性陣。 桜井幸子さん似の可愛らしい彼女でも、子持ちの女性と聞けば腰が引けるものらしい。 以降はターゲットが露骨に変わっていくのだから実に滑稽な話だ。 へー、面白いこと言う娘だな。 一方の私は、素直にそう思ったものである。 彼女に好意を寄せるお客を一刀両断するような言い方。ホステスとしては如何なものか。 そんな風…

リンゴさん②桜井幸子さん似の女性

キャバクラやクラブ、パブなど。 いわゆる女性の居る飲み屋が、私は大の苦手である。 お金を払った上で、相手を楽しませてあげないといけない。とにかく疲れる場所。 そんなイメージだからだ。 仕事の一環として割り切れば、致し方ないとは思うものの。 一人で出掛ける人の気が知れないな。 正直そう思ってしまっている。 出張の多い私は、そんなお店に連れていかれる機会も少なくないが。 取引先の行きつけなので、楽し…

リンゴさん①宗右衛門町のホステス

後輩に紹介された39歳のバナナさん。 佐藤仁美さん似の明るい彼女とは、たった一回の温泉旅行で別れることになってしまった。 交際期間はわずか一か月足らず。 もはや、付き合っていたとはいえないレベルだな… 私はホントに女性を見る目がないよ。 バナナさんと終わりにした直後は、正直そう思っていたのだが。 「タカシさんは結婚に向いてるとは思えないけどなぁ」 以前後輩に言われた一言が、私の中でこだましている…

バナナさん⑫交際一か月での別れ

消え入りそうな声で謝ってくるバナナさん。 今にも泣き出しそうな彼女ではあるが、正直何て答えたらいいのかよく分からなかった。 初めての温泉旅行。 それが旅館に到着するや否や、「こんな高い部屋をとるなんてアナタはおかしい」そう怒り出した彼女。 私の感覚では、全く以って意味不明な展開である。 そんな話を延々とされた上で、「馬鹿なこと言っちゃった」と泣きそうになりながら謝られても… こんな時、一体どんな…

バナナさん⑪最低の温泉旅行

すっかり冷めた目でバナナさんを眺めてしまう私。 夕食までも、まだまだ時間は有り余っている… もうこれ以上、彼女と話したくないな。 そう思ってしまった私は、一旦その場を離れることにした。 「ゴメン、ちょっと温泉入ってくるわ」 そう言って大浴場に向かう。 せっかく露天風呂付きの客室を選んだのに。 さすがにこの状況で、一緒にお風呂に入ろうなどとは思えない。 私は、場の空気が悪くなるのが本当に苦手だ。 …

バナナさん⑩成田離婚ならぬ熱海離婚

バナナさんと付き合い始めて、すぐに出掛けた温泉旅行。 急遽決めたためにおススメの宿はどこも満室で、仕方なく、少しだけ高めの旅館を予約した私だった。 料金はもちろん私が全部出すし、熱海までは新幹線がいいよね。 そんな行動はごく普通だと思っていたのだが。 もうそこからバナナさんは気に入らなかったようだ。 「そもそも熱海に行くのに新幹線とか使わないよ」 「お金はもっと大切にしないと絶対ダメ!」 かなり…

バナナさん⑨金銭感覚の深い溝

宿泊先の旅館に到着した私達。 広々として風情のある客室に、テンションの上がる私だったが。 肝心のバナナさんは… 「こんなの良い部屋過ぎるよ」 「絶対高いでしょ?」 そう言い放って、何故かご機嫌ナナメである。 「まあ初旅行だし」 「それに、そんなに高いわけじゃないよ」 困惑する私に対し「幾らなの?」としつこく聞いてくる彼女。 「8万円とか9万円くらいだよ」 付き合い始めてすぐの初旅行。 料金の話な…

バナナさん⑧不満を隠さない彼女

彼女との初旅行当日。 現地集合では味気ないと、東京駅で待ち合わせをした私達。 新幹線で熱海まで向かうつもりで、先に切符も用意しておくと。 「なんで買っちゃったの」 「そんな気を遣わなくていいのに」 なぜか不満そうなバナナさんである… 女性と男性とでは、出掛ける際にかかる労力が違い過ぎるものだ。 だから、彼女とデートするのに基本財布は出させない。 それが私にとっての当たり前だったのだが。 彼女の気…

バナナさん⑦彼女との初旅行

「いつか温泉旅行でも行きたいな」 バナナさんから、そんな台詞が出た時のことである。 『明日やろうは馬鹿野郎だ』 仕事をする上で、このフレーズがとても好きな私。 思い立ったが吉日っていうよね。 そんな勢いで「今週末にでも行こうか」そう返してみると。 「えー、行きたい行きたい」 「でも急過ぎないかなぁ?」 いつもは時間を空けて返ってくるLINEの返信。 でもこの時はすぐに返事があったものだ。 こうい…

バナナさん⑥ベットの中での羞恥心

「よみうりランド」でのデートを経て、晴れて付き合うことになった私達。 翌週には彼女の自宅で手料理をご馳走になり、そのまま泊まっていったものだ。 先人達のブログを拝見していると、大人の関係になるまで意外と時間をかけている方が多いように感じるが… いや、ホントなの? そう思ってしまう私である。 だってベットの中での相性って、一緒に暮らす上でめちゃくちゃ大切なんじゃ… それを確認せずに、結婚なんて意識…