身の程をわきまえろ!男タカシのアラフォー婚活ブログ

ネット婚活でも意外と何とかなる!?婚活日記

カシスさん④遠距離恋愛のハードル

福岡在住のカシスさん(34歳)。
身長172cm以上で、小椋久美子さん似の美人さんである。


綺麗だけど控えめな彼女に、すっかり心を奪われた私。
早速2回目のデートにお誘いしてみると。
翌々日に、こんな返信を頂いたのであった。


「お返事遅くなってしまって本当にゴメンなさい」
「良かったら、電話で少しお話できませんか」


うん、完全にフェードアウトパターンですなと諦めかけていた私は、かなりびっくり。
そして「電話で話しませんか」という展開に、少し戸惑いも覚えたものである。


こういうのは初めてだなぁ。
一体どういう意味なんだろう。「お断りをちゃんとしたい」ってことかな?
もしそうなら、何だか負担をかけてしまって申し訳なさ過ぎるぞ…


そんなことをアレコレと考えてみても、まぁ埒が明かないよね。


「もちろん大丈夫ですよ」
「今、鳴らしましょうか?」


そう返信すると、直後に彼女からかかってきたものである。


「こんばんはー」
「この間は本当にありがとうございました」


そんな当たり障りのない会話をしばらく続けるも、いまいち彼女の真意は見えてこない。
普通に楽しく会話が弾み、30分ほど経った頃だろうか。


「何か話したいことでもあるんじゃない?」


そう私の方から切り出すと。


「1回お会いした後にこんなことを言うのは失礼だと分かってるんですが…」


少し言いにくそうにしながら、カシスさんは話始めた。


「タカシさんは本当に良い人だし、素敵な方だなって思いました」
「でも私、遠距離恋愛には…嫌な思い出しかないんです」
「だからやっぱり…」


あらら。
まぁ想定内といえば想定内か。
振られる覚悟は出来ていたものの。でもそんな前フリを入れられると、すぐには諦めきれないよね。


「そっか」
「もちろんカシスさんみたいな素敵な女性には、お断りされる方が自然なことだから」
「全然気になさらなくて大丈夫ですよ」


「でも」
「良かったら、もう少しだけ私にチャンスを頂けませんか」


「博多なんて東京からすぐに行けるし、けっして寂しい想いをさせたりはしません」
「なんて言葉でいくら言っても、あんまり意味はないんだろうけど」
「もう少しだけ、私を見て頂く時間を作ってもらえませんか」