身の程をわきまえろ!男タカシのアラフォー婚活ブログ

ネット婚活でも意外と何とかなる!?婚活日記

バナナさん⑤告白と初めてのキス

後輩に紹介されたバナナさん(39歳)。 佐藤仁美さん似の彼女は、とても元気で楽しい女性だった。 初めての食事は新宿のオイスターバー。 いくらワインをガブガブと飲んだところで、お会計は2万円にも届かないお店だ。 それでもしきりに店を褒め、牡蠣を褒め、そして私を褒めてくれる。 婚活を始めてから多くの女性と食事に行ったが、ここまで感情表現してくれる人は珍しい方だろう。 ついでにめちゃくちゃ食べて、もの…

バナナさん④暴飲暴食の婚活マスター

後輩に紹介されたバナナさん。 35歳から婚活を始めてもう5年近く経っており、自称「婚活マスター」だそう。 まぁお世辞にも美人さんとはいえないが。 (ごめんなさい…) それでも。話をしていて気取らずに済んだし、普通に楽しく会話が弾む。 笑顔がチャーミングな女性は、それだけで魅力的に映るものだ。 そして何より。 結婚を強く意識している彼女。 メロンさんショックを少なからず引きずっていた私にとっては、…

バナナさん③結婚に向いてない

後輩に紹介されたバナナさん(39歳)。 最近の佐藤仁美さん似で元気な女性。 初対面でいきなり炸裂したマシンガントークに驚くが、彼女も少しずつ落ち着いてきたようだ。 そうなると、人見知りをしない二人。 その後は楽しく会話が盛り上がる。 「タカシさんは顔も性格も全然良くないよ」 そんな事前情報を伝えてくれる後輩の優しさ?により、期待のハードルがずいぶん低かったのか。 バナナさんは実に嬉しそうである。…

バナナさん②顔も性格も最悪

後輩に紹介されたバナナさん(39歳)。 私と同い年で、彼女も婚活に苦戦しているらしい。 ちなみに私は喫煙者だし、人間性にも欠陥が多い。 そんな男でも良ければ。 後輩を通じてそう聞いてもらったところ、それでも是非♪ということだったので。 (メロンさんと別れ)婚活を再開したばかりの暇人だった私は、一度会ってみることにしたのだった。 神奈川にお住まいの彼女に合わせて、新宿から小田急線に揺られること30…

バナナさん①佐藤仁美さん似の女性

メロンさんとの交際にあっさりと幕を下ろし、また一から出直しになってしまった私。 一旦退会していた『ブライダルネット』に再び登録することに。 再開後、まずは年齢からすぐにピーチさんを検索してみる。 女々しい男でホント申し訳ない。 しかし。 残念ながらというか、当然というべきか。既にピーチさんはサイトには残っていなかった… まぁそうだよね。 そう気持ちを切り替えて、とりあえずバンバンとあいさつを送り…

続・メロンさん⑪エピローグ

一回り近く歳の離れた28歳のメロンさん。 中川翔子さん似の美少女で、ルックスだけでなくスタイルも抜群。 でもあまりに不思議ちゃん過ぎて、私には最後まで理解不能な女性だった… 「やっぱり別れよう」 日曜日の早朝。そう告げた彼女は、私の家を静かに出て行ったものだ。 婚活ライフで最もインパクトを残した彼女との交際は、こうしてあっけなく幕を下ろすことになる。 それでも、意外なほど喪失感はない。 まるで夢…

続・メロンさん⑩突然の別れ

そもそも結婚する気などない。 そう明言するメロンさんとはっきり別れることも出来ず、ずるずると交際を続けていた私。 だって可愛いんだもん。 みっともないが、それが本音であった。 とはいえ。 いつまでもこのままってわけにもいかないよね。 そう思いながら、こっそり婚活を再開してやろうかしら。そんな不届きなことを考え始めた矢先のことである。 「やっぱり別れよう」 メロンさんからそう唐突に切り出される。 …

続・メロンさん⑨別れるべき

二人の今後について、メロンさんとちゃんと向き合おう。 そう思った私であったが。 彼女から返ってきたのは「結婚する気はない」という無情の返答だった… しばし呆然とする私。 「いや、だったら何で婚活サイトなんかに登録したの」そうつぶやくように聞いてみると。 「彼氏が欲しかったから」 普通にあっけらかんと答えるメロンさんに再び言葉を失ってしまう。 いや、数年前だったらそれでいい。 結婚などする気の全く…

続・メロンさん⑧結婚はしないよ

初めて訪れたメロンさんの自宅。 そこで振る舞われた手料理に舌鼓を打つも、やっぱりこの娘との結婚は難しいんじゃないか。 そんな想いがドンドン強くなってしまう私だった。 もう考えるのが面倒になってしまい、飲めないワインをガブガブと。 そしてそのままベットへとなだれ込む。 昼間の彼女とは正直合わない。 しかし。ベットの中の相性はすこぶる良い(ような気がする)。 下ネタのようで誠に恐縮だが、コレも大切な…

続・メロンさん⑦彼女の手料理

わざわざ遠くの高級スーパーまで買い物に出掛けた私達。 ようやく戻ってきた頃には、ずいぶん遅い時間になっていたものだ。 「調理器具が足りないから」そんな理由で、結局私の家では料理しなかったメロンさん。 今日は彼女の自宅で初めての手料理である。 私の家とは比べ物にならないくらい広々としたキッチンで料理が始まると。 意外と言っては失礼だが、慣れた手つきで包丁を扱う彼女。 「タカシさんはゆっくりしてて」…

続・メロンさん⑥家賃を払わない女

初めてメロンさんの住むマンションにお邪魔した私。 あまりに広く、綺麗な部屋で驚いたのだが。 「家賃は元彼に払ってもらってたんだ」 そう屈託なく話す彼女に、更に驚かされたものである。 なんだ、それ。愛人枠じゃないんだから… そんなのは、これまで別世界の話だと思ってきた。 まさかこんな身近で聞くことになろうとは。 で、ようやく合点がいく。 そりゃ美味しいものばかり食べるはずだよね。 うん?じゃあ40…

続・メロンさん⑤不思議ちゃん

前の彼氏は55歳。そんな話を聞いて正直驚かされる。 しばし絶句してしまった私を気にすることもなく、メロンさんは話を続けた。 相手はいわゆる社長さん。 前の職場で出会ったそうだ。 奥さんとは既に死別し、子供も独立していたから何の問題もなかったよ。 そう笑顔で話すメロンさん。彼が如何に優しかったか、どれほど彼のことを好きだったか力説してくれたものだ。 うん。器の小さい私としては、正直あまり聞きたい話…

続・メロンさん④元彼は55歳

メロンさんの誕生日にネックレスを贈った私だったが。 以降、何度デートしても彼女がそれを身に付けてくることはなかった… 40万円程度のバッグも買ってくれない、甲斐性の無い男。 そう幻滅されたのならまだ理解も出来るが、メロンさんの態度に特に変化もみられない。 それならば。一度くらい身に付けてくれてもいいのに。 そんな忸怩たる想いを抱えてしまう私だった… なんて器の小さい男だろうか。 我ながら情けない…

続・メロンさん③贈り物は不発

付き合い始めですぐに訪れたメロンさんの誕生日。 まだ28歳。さすがに盛大にお祝いしないと。 そんな風に思ってはみるものの。 メロンさんとはこれまで、お洒落で高級なお店でしか食事をしていない。 これには本当に困ったものだ。 スペシャル感を出そうにも、私ではこれ以上のお店は正直知らない。 仕方ないな。 自分の知る中で一番雰囲気の良いイタリアンを予約しておく。 その際に連れが誕生日であることを伝え、デ…

続・メロンさん②誕生日プレゼント

付き合ってすぐにやってきたメロンさんの誕生日。 プレゼントは何がいいかと聞いてみると、「このバッグがいいな♡」と答えるメロンさん。 相変わらずピンポイントな返答自体は有難いのだが。 それは40万円以上もする代物だった… 「でも、タカシさんが選んでくれるものだったら何でもいいよ」 笑顔でそう付け加えたメロンさんだったが。 うーん、どうしたものかなぁ。 こんなに悩むくらいならば、そもそも「何が欲しい…

続・メロンさん①40万円のバッグ

一回り近く歳の離れた28歳の女性。 中川翔子さん似の美少女で、ルックスだけでなくスタイルも抜群。 性格に少し難のある兆候は見え隠れしていたものの、そんなメロンさんとの交際は素直に楽しかった。 「ディズニーランドに行きたい」 「焼肉が食べたい」 今週末はどうしようか。そんな問いかけに対して、自分の気持ちをはっきりと伝えてくれる。 ワガママと紙一重なのかもしれないが、個人的には非常に楽で有難い。これ…

ブドウさん⑤オチの無い話

昔ちょっとだけ付き合っていた元部下のブドウさん。 ホント久しぶりだよね。そんな軽い気持ちでランチに出掛けたのだが。 4年ぶりに再会を果たした彼女から、「まだタカシさんのこと好きだよ」などと告げられる。 平穏な生活に退屈していると、一つの出来事をきっかけに急に多くの予定が入っててんてこ舞い。 そんな経験は誰しもがあることだろう。 当時の私もちょうどそんな感じだった。 メロンさんとの交際が始まった矢…

ブドウさん④まだ好きだよ

「旦那とは別れようと思ってる」 気持ちの良いお天気の日曜日。 そんな昼下がりに聞かされる台詞としては0点だよね。 結婚生活5年目。まぁそんなこともあるんじゃない。 この時点ではまだまだ適当に聞いていた私だったのだが… 「今日は仕事で旦那帰ってこないの」 「子供も明日まで親に預けてきたし」 「これからタカシさんの家に行こうよ」 「夕飯作ってあげる、どうせ碌なモノ食べてないんでしょ」 いやいや、何を…

ブドウさん③旦那と別れたい

4年ぶりに会ったブドウさん(30歳)とランチに行くことになった私。 良かったら子供も連れてきてよ、なんて事前に話をしていたのだが、さすがに大変なのか。 彼女一人だった。 うん、相変わらず可愛いな。 なんて呑気なことを考えながら馴染みのレストランに向かう。 「なんだ、子供に会えるのを楽しみにしてたのに」 そう水を向ける私。 母親に預けてきたんだそうで、残念ながら会えずじまい。 「今日はタカシさんと…

ブドウさん②人妻からの誘い

昔の部下。そしてちょっとだけ付き合っていたブドウさん。 二股の末にあっさり振られてから、一切連絡をとっていなかったのだが。 そんなブドウさんからいきなり届いたメール。 「LINEID変えたでしょ」 「元気ですか」 彼女とは一緒に仕事をしていた期間も長い。 こっぴどく振られたとはいえ、さすがにもう4年以上も前の話だ。 単純に懐かしさが勝った私。 「おー久しぶり」 「そっちこそ元気か」 そんなやりと…