身の程をわきまえろ!男タカシのアラフォー婚活ブログ

ネット婚活でも意外と何とかなる!?婚活日記

続・リンゴさん⑫年下過ぎる女性

リンゴさん親子の新居探しに付き合った私は、そのまま夕食もご一緒し。「引っ越しの手伝いにも来るよ」そう言い残して東京に戻ったのである。
新大阪への帰り道。
スマホにはパインさんからのメールが届いていた。


「タカシさんさえ良かったらご飯でも行きたいです」
「今度は私が東京に行っても良いです」


彼女とはまだキャリアメールでやりとりしている。
私と同じく、あまりLINEが得意ではないというパインさん。SNS自体も全然好きじゃないという。
若いのに珍しいな。実際にお会いしてみるまでは普通にそう思っていたのだが。
一度会ってみると、たしかに何となく分かる気がするよね。
そんな雰囲気の彼女を、私は素直に気に入っていたのである。


とはいえ。
まだ26歳になったばかりのパインさん。
結婚を意識するにはさすがに若すぎないかい。40間近のおっさんとじゃ、いくらなんでも無理があるだろ…
そんな風にも思っていた私だったので、思いのほか積極的なメール内容に少し驚いたものだ。


「わざわざ出てきて頂くのは申し訳ないので、また私の方で伺いますよ」
「ちなみに木曜日の夜は空いてますか?」


ちょうど新しいプロジェクトが始まったばかりで、札幌には週一で飛ぶことになっていた私。
(こういうタイミングが合うのもご縁なのかもしれないな)
彼女にメールを送ると、すぐに返事が返ってきた。


「ありがとうございます」
「私はいつでも暇なのでいつでも空いてます!」


こうして少しずつ熱を帯びる二人のやりとり。
パインさんと食事の約束を交わし、再び札幌でお会いすることになる。
(いや、普通にめっちゃ可愛いよなぁ)
「地味」を絵に描いたような前回の服装。それとは少し違って、明るい色のいでたちで現れた彼女を眺めつつ。私は改めてそう感じていたのだった。


意外と飲めるパインさん。
始めの頃こそ、緊張した面持ちであったが。
(特にお酒が入ってからは)前回とは別人のように会話が弾んで安心する。
「一回り以上離れているのに恋愛対象として見れるのかな」
「もっと歳の近い男性の方がいいんじゃないの?」
飛行機の時間が迫ってくる中で、気になっていたことも聞いてみると。パインさんからこう返ってきたのである。


「そんなに離れているとは思わないし、またお会い出来たらいいなって」
「タカシさんは年下過ぎると嫌ですか」