身の程をわきまえろ!男タカシのアラフォー婚活ブログ

ネット婚活でも意外と何とかなる!?婚活日記

続・リンゴさん⑭どっちの料理ショー

パインさん(26歳)
札幌に住む派遣社員で、大沢あかねさん似の実に可愛らしい女性である。
小柄な彼女はルックス的にも私のタイプ。
ややコミュ障気味な感じだが、二人で話している分には何の問題もない。むしろ、とても可愛らしく映るものだ。
そんな彼女と居ると、私も自然体で過ごせてとても楽。
一回り以上も年の離れた女性に好意を持ってもらっているだけで、なんだか奇跡的な気がする。


リンゴさん(31歳)
大阪のパブで働く彼女は、2歳の女の子を育てるシングルマザー。
桜井幸子さん似の美人さんで、ルックス的には超タイプ。普通にめちゃめちゃモテる感じの可愛らしい女性である。
それでも一緒に居ると、全然気を遣わずに楽しく過ごすことが出来るのが不思議なところ。
芯もしっかりしていて、パートナーとして申し分ない。
というか、私にはもったいないくらいの女性だ。
(ちなみに彼女の娘さんも、宝石の如く可愛らしい…)


『どっちの料理ショー』
私は昔、このTV番組が好きだった。
毎週欠かさず見ていたものだが、最終ジャッジとなる「ご注文は、どっち!?」。そこでことごとく少数派になる私…
なんだか不意に、そんなことを思い出してしまう。


パインさんとリンゴさん。
どちらも「守ってあげたい」と思える可愛らしい女性。私にとっては分不相応ともいえる素敵な女性である。
正直どうしたらよいのか。当時の私は、全然分からなくなっていた。
それぞれと会う度に惹かれていき、この子と付き合いたいなと思う。それでも。
帰り道には「でもなぁ」とまた悩む…
そんなことの繰り返し。
決断の出来ない自分が、心底嫌になっていったものだ。


リンゴさんと約束していたピクニックデート。
これも、本当に楽しい時間だった。
のどかな公園でレジャーシートを広げ、お手製のお弁当をご馳走になる。
キャッキャとはしゃぐ娘さんを抱きかかえていると。
小さな頃に思い描いていた幸せな家庭像。それにピッタリはまった風景が、そこにはたしかにあったのである。


(あなただったら、どうしますか)


他人に相談することじゃないだろ。そんな誹りを受けてでも、誰かにそう聞いてみたい。
迷える子羊と化した私に対し、ピクニックの帰り道。リンゴさんがこう言ったのだった。
「ちょっと、家に寄っていかない?」