身の程をわきまえろ!男タカシのアラフォー婚活ブログ

ネット婚活でも意外と何とかなる!?婚活日記

続・リンゴさん⑤動き出す予兆

難波のパブで働くリンゴさん(31歳)。
桜井幸子さん似の可愛らしい彼女は、2歳の子供を育てるシングルマザーだ。
ひょんなことからお茶をして以降、少しずつ仲良くなっていく私達。
「今度、一緒に遊びに行ったり出来ないかな」
好意を持っていると直接告げられた私は、深く考えることもなく。
「一度デートでも行こうか」そう返していたのだった。


そんなリンゴさんとは毎日LINEのやりとりを続けていたが、同じく婚活も続けていた私。
大阪へ向かう前から約束していたお茶や食事で、翌週・翌々週の土日は既に埋まっている。
で、その次は休日出勤の予定…
「ごめん。そっちに顔を出せるとしたら、早くても一か月先になるわ」そう正直に伝えると。


「全然気にしないで」
「もしも良い人と出会えたら、そう言ってくれて大丈夫だからね」


もちろん彼女の本心など伺い知るべくもないが、とにかく気遣いの塊であるリンゴさん。
そのことはだいぶ分かってきていたので、なんだか申し訳なく思ったものである。
「めんどくさいからキャンセルしちゃおうかな」なんて冗談めかすと、「そんなことしたら嫌いになるよ」だって。
相変わらずのリンゴ節に笑いながらツッコミを入れつつも。
自分でも気付かない内に少しずつ彼女に惹かれていく私だった。


その間にお会いした女性達は、ついついリンゴさんと比べてしまってそれっきり…
結局、魅力的な出会いなどないままに。あっという間に一か月が過ぎていく。
そうして再び彼女と会う約束を交わすと、お出かけ先はリンゴさんに丸投げである。(どうもすいません)


ちなみに。
もはや「ネット婚活」関係なくね!?
そう思った皆さんにはホント申し訳ない…
いや、バナナさん然り。こうして振り返っていると、印象に残る女性とのやりとりはネット婚活以外でも結構あったんだなぁと。
でも『ブライダルネット』はそれなりにおススメなので念のため。(出会い自体はそこそこあるような気がします)
むしろ多くの人に出会い過ぎると、私のように迷走しがち。そういうことなのだろう。


そしてこの後すぐに、新たな出会いが待っていたことも。私にとって、果たして幸運だったと言えるのかどうか。それはよく分からない。
まだ20代中盤の可愛らしい女性の出現で、私は更なる迷走を重ねることになるのだった…


その話の前に。
リンゴさんと次の約束を交わしてから数日後のこと。
平日の昼間に彼女からLINEが届く。そこには、これまで目にしたことのない雰囲気の一文が。


「何時でもいいから、手が空いたら電話くれないかな」


何だか、嫌な予感がしたものである。