身の程をわきまえろ!男タカシのアラフォー婚活ブログ

ネット婚活でも意外と何とかなる!?婚活日記

続・リンゴさん⑦新たな出会い

子供と一緒に実家から出ることにした。
そう電話で告げられた私は、正直戸惑ったものだ。
いや、それは考え直した方がいいんじゃないの。
そういう思いはたしかにあったが、一方で無責任なことも言えないよね。
まだそんな立場でもなければ、彼女の人生に関わる覚悟など全く出来ていないのだから。
とりあえず「また後で話そうよ」そうLINEを送って仕事に戻った私だったのだが。
その夜。
リンゴさんが私の電話に折り返してくることはなかった…


「はい、私も一度お会いしてみたいです」


そんなメールが届いたのは、その翌日のこと。
もちろんネット婚活を続けていた私は、相変わらず全国の女性へアプローチだけは欠かさない。
それでも関東近辺とは違って、地方まではおいそれと会いに行けず…。何となくメッセージ交換だけを続けていた女性もそれなりに居たものである。


パインさん(26歳)もその中の一人だった。
札幌に住む彼女。顔写真の公開もなく、プロフィール欄も空白が目立つ。そんなパインさんにダメ元であいさつを送ったのはもうずいぶん前のことだ。
まさかの返信があり、それからゆるゆるとメッセージ交換を続けてきたが。正直なところ手応えなど全く無かった。
ほぼメル友状態…
それでも彼女から返信があれば、私も翌日には返す。そんなことを続けてきたのは単純に興味があったから。


一回り以上歳の離れた26歳。
ネット婚活の世界でやりとりする機会など、そうそうあるものではない。
そもそも20代の女性と実際にお会いしたのは、これまで(メロンさんも含めて)たったの4人だけ。
それだけである。
年齢など所詮目安の一つにしか過ぎない。そう思っている私は、それほどお相手の年齢なんて重視しないが。
残念ながら世間一般の常識ではそういうわけにもいかないものだ。


そんな中で何故かフェードアウトしていかないパインさんに、単純に興味が募った私。
仕事で札幌に行く機会が出来たことで「一度お茶でも行きませんか」そうお誘いしてみたのだった。
意外にすんなりと快諾頂いた私は、すすきのの手前「狸小路商店街」の一角で彼女と待ち合わせすることになったのである。